美容室で【ヘアスタイル画像】を上手く見せて伝えるポイント!
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千葉県浦安市で美容師をしている佐藤高志です!

自己紹介

美容師歴19年

集客サイトなどを一切使用しないで、年間2500人近くの髪を担当

その内半数は40代。30〜50代が80%以上のお客様

40代のお客様をメインに白髪、ボリューム、似合わせ、お手入れのしやすさなどの悩みを日々解消しています。

詳しい自己紹介はコチラから👇

【40代女性へ】髪の悩みを解消し、カンタンお手入れ、マイナス5歳ヘアになる情報

美容室で希望の髪型を言葉で伝えるのは難しいですよね。

スマホの普及により一昔前と比べるとスタイル画像を持ってくるお客様はかなり増えました。

正直、画像や写真があるとかなりイメージが伝わるので

「こうしたい!!」

という髪型があればどんどん持ってきてもらいたいくらいなのですが、意外と写真も髪型の見ている場所が違うことがあるので注意です!

いくつかテーマに分けて説明していきますが、上手に伝えるポイントは

言葉にできなくてもいいので、画像のどこを見て良いと思ったのか

そこだけ分かっていればOKです!

いくつかテーマ別で説明していきます。

目次

【ヘアスタイル画像】は人によって見る箇所が違う

まずは画像を見るときに大きく分けると、

  • ヘアスタイルのイメージ
  • 長さ(顔との対比など)
  • 質感(軽さ、毛先の動きなど)
  • カラーの色味、明るさ

この項目を見てから【似合わせ】を最初に考えます。

ですが、例えばカラーリングでいえば「この色にしたい!」と言われて見た写真が、

この写真ならまずはどこを見ますか??

グラデーションにしたいのか?アッシュにしたいのか?毛先の明るさにしたいのか?

光で見える明るさも違うがどこの明るさを見ているのか?

などなど、微妙に人によって見ているところは違います。

では次の写真で「この色にしたい!」と思ったらどこを見ますか?

染めているカラー剤はピンク系で9LVの明るさです。

実際に染める前のビフォーがコチラ

もう一度アフター

全体の色合いなのか?毛先以外の明るさなのか?

もし全体の色合いだとビフォーの状態までいかなくても、毛先を1回明るくします。

又は明るいカラー剤を使う必要があるので施術内容が変わってきます。

画像の見ている箇所が違うとメニュー内容も変わるので、まずはそのすり合わせができれば問題なしです!

美容師は【ヘアスタイル画像】のどこを見ているか?

では実際にさらに具体的に説明していきます!

各メニュー内容によって変わりますので分かりやすくカット、カラー、パーマで分けていきます。

カットの時は【ヘアスタイル画像】のどこを見るか?

カットの場合は正直【全部見る】のですが全部を細かくすると、

  • レングス(長さ)
  • ボリュームポイント(レイヤーの入り具合)
  • 前髪
  • 質感(毛先の軽さ、重さ)
  • 顔、首、肩との対比
  • ヘアスタイル画像のモデルの顔型

だいたいこの項目は必須で見ます。

レングス

ボリュームポイント、質感

前髪

顔、首、肩との対比

ヘアスタイル画像のモデルの顔型

どんな髪型でも必ずこのイメージで見ます。

今のポイントを見れば髪型の展開図がイメージできます。

それからお客様の髪質、顔型や全体のバランス、お手入れ方法でスタイルを考えます!

ですので、お客様は「写真の髪型の雰囲気が好き」というだけで問題なしです。

カラーリングの時は【ヘアスタイル画像】のどこを見るか?

最初に見たグラデーションの事例もそうですが、人によって見る箇所が違います。

何色か使っているデザインカラーもそうですが、特に単色で染めているヘアスタイル画像で1番見ないといけないのはここです!

前髪とサイドの色が違うのですが、実際で見ると同じ明るさです。

これは光の当たり具合で明るさが違く見える影響です。

おそらく”光の影響で違く見える”ことを知っていると、実際に染める時は前髪の暗い方の色味にするはずです。

なので、室内にいる時に、どこの明るさにしたいか?を基準にヘアスタイル画像を探すと良いです!

パーマの時は【ヘアスタイル画像】のどこを見るか?

パーマはカットの時と同じ「写真の髪型の雰囲気が好き」で問題はないのですが、

ヘアカタログの写真はほとんどコテを使っていることが多いです

※ずっと例で使用しているこの写真もコテを使っています!

ちなみに当サイトのヘアカタログの写真は使っていません!!

ですが、それを判断して探すのは難しいので【雰囲気】で探すので良いです。

しいて言えば、何パターンかヘアスタイル画像を持ってきて頂けると

共通項が見えてくるのでズレる失敗は少ないです!

まとめ

人の当たり前は違うので、「どこが好きか」が言葉で伝えられるか、お互いで意思疎通がとれればOKなことが多いです!

一昔前、それこそ自分がスタイリストになったばかりの頃(15年以上前)は、お客様が伝える術の大半は

”言葉”

だったので伝えるのに苦労したと思う方は多いはずです。

「プロにお任せします」でスタイルに納得する方もいれば、要望をしっかり伝えたい方もいるので後者の方にはスマホで画像を見せるという術は本当に便利なことだと思います。

なので、気兼ねなく持ってきていただければより理想のヘアスタイルになれるので遠慮なくお見せ下さい!

今の美容室に満足していない、美容室を探している方はぜひ1度お越しください!

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