千葉県浦安市で美容師をしている佐藤高志です!
美容師歴19年
集客サイトなどを一切使用しないで、年間2500人近くの髪を担当
その内半数は40代。30〜50代が80%以上のお客様
40代のお客様をメインに白髪、ボリューム、似合わせ、お手入れのしやすさなどの悩みを日々解消しています。
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【40代女性へ】髪の悩みを解消し、カンタンお手入れ、マイナス5歳ヘアになる情報
『似合わせ』という言葉はよく聞くと思います。
インターネットで調べてみても、ヘアカタログを見てもいたるところにあるフレーズですよね。
そもそも髪の毛で作る似合わせとは何かを説明していきます。
目次
【似合わせ】とは顔を美しく魅力的に見せること
【顔を美しく魅力的に】
これが『似合わせ』の定義になります。
よく「似合うように。あとはお任せします。」と言われます。
面長さんを例に挙げてみると、
お顔の横にボリュームが出るようにしていきましょう。
簡単ですが、面長に対する骨格補正であればこれだけでも現状よりは解消されていきます。
もちろんオーダーによってはこれだけでOKなこともありますが、次に気にしないといけないことがあります。
それは『顔』です!
お客様の顔を判断して本当の意味での【似合う】を探していくことが似合わせになります。
顔を美しくバランスの取れた形に見せていく(マイナスをゼロに)ことと、顔のイメージをヘアスタイルによってより魅力的に見せること
顔型からの【似合わせ】のバランス
標準的な顔と髪のバランスがこちら
- 頭の比率 頭の幅:頭頂部からアゴ先 1:1,5
- 顔の比率 顔幅:額の生え際からアゴ先 1:1,4
- 目の比率 頭頂部から黒目:黒目からアゴ先 1:1
- 頭頂部から額の生え際:額の生え際から眉:眉から鼻下:鼻下からアゴ先 0,5:1:1:1
もっと細かくすると鼻下から下唇:アゴ先 1:1などあります。
そこはメイクも関わってきますので省略しますが、小顔にしていく為にはこのバランスを狙っていくことが大事です。
インナーライン、アウターラインとは?
似合うを探す時に、輪郭、アゴなどありますがこれらを簡単に分析するための着眼点がインナーライン(内側)、アウターライン(外側)です。
この2つが変化することによって同じ人でも顔立ちが変化していきます。
インナーラインは顔を隠す、アウターラインはボリュームをコントロールしていくテクニックになります。
インナーライン
内側の髪の毛で小顔に見せることができます。
小顔=卵型 が理想的
顔型別でいうと、
丸顔
特徴
- アゴが丸い
- 頬がふっくらしている
- 大顔、童顔にみられる
改善策
- 顔周りを覆う
- ナナメの前髪にしてスキマを作ることで縦長効果(奥行きのある前髪の方がなお良い)
ベース顔
特徴
- エラ、ハチが張っている
- 男っぽく見られる
改善策
- 顔周りを覆う(毛先が内側を向くとなお良い)
- ナナメの前髪にしてスキマを作ることで縦長効果(奥行きのある前髪の方がなお良い)
- 丸みをつけて柔らかく見せる
逆三角形
特徴
- アゴが尖っている
- キツく見られる
- ハチが張っている
改善策
- 奥行きのあるフルバング
- ラウンドさせて丸みを出す
面長
特徴
- 目と目の感覚が狭い
- 地味に見える
- 老けてみられる
改善策
- 前髪を浅めに作る
- 毛先を横に流す
- 高さを出さない
アウターライン
丸顔
改善策
- トップに高さを出す
- Iラインシルエット(ボリュームを出さない)
ベース顔
改善策
- トップに高さを出す
- ボリュームポイントをあげる
逆三角形
改善策
- トップに高さを出す
- ハチ周りのボリュームを抑える
- アゴ付近にボリュームを出す(カールがあるとなお良い)
面長
改善策
- トップに高さを出さない
- 顔の横にボリュームを出す
- ハネ感やウェーブ感
【似合わせ】まとめ
顔を美しくバランスの取れた形に見せていく(マイナスをゼロに)ことと、顔のイメージをヘアスタイルによってより魅力的に見せること
以上が髪でつくる【似合わせ】になります。
あとは顔のパーツ分析、なりたいイメージを踏まえてヘアスタイルを作っていきます。
自分の顔型が分かるとざっくりとでも似合うが分かってくるので参考にしてみて下さい!
今の美容室に満足していない、美容室を探している方はぜひ1度お越しください!