【暗い白髪染め】から【明るくカラーチェンジ】の実例
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千葉県浦安市で美容師をしている佐藤高志です!

自己紹介

美容師歴19年

集客サイトなどを一切使用しないで、年間2500人近くの髪を担当

その内半数は40代。30〜50代が80%以上のお客様

40代のお客様をメインに白髪、ボリューム、似合わせ、お手入れのしやすさなどの悩みを日々解消しています。

詳しい自己紹介はコチラから👇

【40代女性へ】髪の悩みを解消し、カンタンお手入れ、マイナス5歳ヘアになる情報

白髪を活かした明るい白髪染め

2、3前に近藤サトさんの影響で「白髪染めをやめる」、「やめてみたい」お客様が増えた時期がありました。

実際は挑戦して1年以内にいつものカラーに戻るお客様が大半でした。

やはり自分自身というより、周りの意見で

白髪があるとやっぱり老けて見える

と、言われることが多かったようで断念する方が多かった時がありました。

大きい理由として、

髪の毛がダークブラウンから地毛の白髪になるのはインパクトもありますしハードルが高い

ショートヘアでも最低1年は見ないと地毛にはならないので時間がかかる

もちろん長い目で見ていけばそれも可能ですし、段階を踏んでいけば周りの目も慣れていくので可能です。

今回は【暗い白髪染め】を普段通りにリタッチ(根元染め)で、時間をかけて明るくしていく方法なので、特にショートヘアの方にオススメの方法です!

メインで使わせていただいている写真は、2年間今回の方法でカラーチェンジしてきた実際のお客様の結果なので今から挑戦したい方もイメージができる内容になっています!

目次

【暗い白髪染め】から【明るくカラーチェンジ】する前

いつもリタッチのお客様。

髪の毛の70%くらいは白髪になっています。

いつも染める明るさは5LV。

明るさはダークブラウンです。

ここから時間をかけて徐々に明るくしていきました。

まずは【明るくカラーチェンジ】する期間、明るさを考える

  • どのくらいの期間で明るくしていきたいのか?
  • 最終的にどこまで明るくしたいのか?

最初にゴールを決めましょう。

「途中経過も変じゃないようにしたい」などなど他にも考えることはありますが、

今回は1年間かけて徐々に明るくしていくを目標にします。

すぐにでも明るくしたければ、髪の毛の暗くなっている部分にブリーチか脱染(染料のみをとる)をしてから、明るい色を重ねれば明るい髪の毛になります。

ですが、

ダメージのリスクと、いきなり明るくなると見慣れなさがあるので徐々に明るくすることをオススメします!

ブリーチを使う方法でオススメなのは、ハイライトを入れながら明るくしていく方法です。

【40代女性にオススメ】ナチュラルなハイライトで作る【白髪ぼかし】のデザイン

これならリスクは少なく明るくできます。

ですが、今回のテーマは1年くらい、時間をかけて自然に明るくしていく方法なのでゆっくり明るさを変えていきます!

【暗い白髪染め】から徐々に明るさを変えていく

1ヶ月に1回来店し、毎回リタッチであれば1cm〜1,5cmの根元を、0,5〜1LVずつ明るくしていけば徐々に明るくなります。

シンプルに言えばこのイメージです!ですが、

今回のケースもそうですが根元を徐々に明るくしていくと、ある程度の明るさまできたら毛先の色の暗さが目立ってしまいます

どういうことか?

【暗い白髪染め】で染めていても時間が経てば自然にある程度までは明るくなります。

ですが【暗い白髪染め】は染料が多いので、ある程度(白髪の量で変わります)までいくとなかなか明るくなりません。

女性なら分かるかもしれませんが、ロングヘアで毎回白髪染めのリタッチ(根元染め)しかしないという方でも毛先が白くなることはないですよね?

そのくらい白髪染めの染料は抜けづらいということをまずは理解しておくと良いです!

なので、今回ご紹介している方法はショートヘアの方に向いている方法です。

ショートであれば半年もすれば全てではないにしろ、暗い毛先はカットしてなくなっていく部分もでてくるので可能です。

【明るくカラーチェンジ】の過程は、白髪染めとおしゃれ染め

カンタンに、白髪染め(グレイカラー)とおしゃれ染め(ファッションカラー)の差を説明すると、

おしゃれ染めはメラニン色素を削って色味をだしていくので鮮やかな色味になります。

なので色のバリエーションが豊富です。

白髪染めも大まかには同じですが、白髪を染めるためにブラウンの染料が多く含まれています。

なので、白髪染めは鮮やかな色味が出づらいので色のバリエーションは少なめです。

この2つの特性を活かしていきます。

同じレベルのカラー剤で白髪の染まりを比較

おしゃれ染めビフォー

アフター

白髪に入る色素は薄いので完全に馴染んではいません。

白髪染めビフォー

アフター

1番明るい白髪染めの薬です。

よく見ないと白髪があるか分からないくらいに染まっています。

まずは毎回少しづつ根元の白髪染めのカラーリングを明るくしていきます。

(※根元を染めるときは、おしゃれ染めを白髪染めとミックスすることもあります。)

だんだん明るくなってきたら毛先はおしゃれ染めで色味を足して染めていきます。

工程はものすごくシンプルなので、あとはお客様やお客様の周りの反応を見て明るくするスピードや色味を調整していけば、”気づけば”【明るい白髪染め】になっています!

【暗い白髪染め】から【明るくカラーチェンジ】の1年後

ビフォーアフターで見比べると

この明るさまで持っていけたら同じことを繰り返していけば、もっと明るくもいけます!

色味を足すと、

【暗い白髪染め】とは違い、透明感のあるキレイな色味です!

おそらく周囲の反応は1年経った時に、気づけば明るくなってると思うくらいで、周りからのマイナスな意見も少ないのかなと思います。

その頃には周りから褒められることも増えているはずです!

カラーチェンジはかなりイメージが変わるので勇気がいることですが、徐々に明るくすることで抵抗なくできます。

【明るくカラーチェンジ】してから1年後さらに明るく

少しずつおしゃれ染めの量を増やして染め続けていくと、徐々に毛先の白髪が染まりきらないようになります。

次のポイントとしては

毛先の白髪をメッシュみたいに見せる

伸びた根元が気にならないような明るさ

より透明感がでるおしゃれ染めになるようなベース作り

これを目標にして変えていった結果がこちら!

前回染めてから1ヶ月後の状態です。

根元の染めた境目が分かりづらく見えます!

毛先の白髪も色素が残っていて明るい黄色に見えるのでベストな状態にもっていけました。

このくらいのベースが出来あがれば伸びた根元も、透明感のあるカラーリングも、色抜けした後の髪の毛もメッシュのように見せることができます。

ここまでの明るさが特にオススメな方は、

白髪の量が多く、【明るい白髪染め】をしたい方です!

【暗い白髪染め】から【明るくカラーチェンジ】の実例まとめ

今回は1つの方法での、時間の経過で変化していく過程をご紹介させていただきました。

時間をかけていけば抵抗なく、白髪をネガティブなものではなくポジティブに捉えてカラーリングを楽しむことも可能です!

白髪染めには色々な手法がありますが、このような方法もあるので明るくしてみたい方はぜひ挑戦してみてください!

白髪を活かした明るい白髪染めについてまとめていますのでこちらもご覧ください。

白髪を活かした明るい白髪染め

今の美容室に満足していない、美容室を探している方はぜひ1度お越しください!

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