千葉県浦安市で美容師をしている佐藤高志です!
美容師歴19年
集客サイトなどを一切使用しないで、年間2500人近くの髪を担当
その内半数は40代。30〜50代が80%以上のお客様
40代のお客様をメインに白髪、ボリューム、似合わせ、お手入れのしやすさなどの悩みを日々解消しています。
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【40代女性へ】髪の悩みを解消し、カンタンお手入れ、マイナス5歳ヘアになる情報
仕事、育児に忙しい【アラフォー 世代】は"お手入れをカンタンに"がニーズのお客様が非常に多いです。
特に、朝の髪のスタイリング、ブローは毎日のことだからなるべく手間はかけたくないですよね。
”お手入れがカンタン”なのは当たり前で、にさらにプラスで『若く見られたい』『痩せて見えたい』等のご要望も多いです。
その中でオーダーの多い【スッキリ見える、痩せて見える】ショートヘアについて説明していきます!
今回は特に、丸顔さんにオススメな内容になります!
美容室でのオーダー仕方が分かる
ショートヘアでもポイントを押さえれば補正効果があることが分かる
目次
【痩せて見える】だけではなく、マイナス5歳、マイナス5分も一緒にできることが理想!
あとは痩せて見える髪型がいいです!
仮にこのような要望があったとします。(実際こんなはっきりいう人が多いわけではないです笑)
まずは日頃の朝のお手入れ方法を確認します。
それによってスタイルの幅は変わります。
もちろん同じスタイルでもカットの方法が変わりますので、まずはしっかり伝えて下さい。
特にショートヘアだとスタイリングするか、ブローをするか、ワックスをつけるかでも印象は大きく変わります。
お手入れ方法に合わせて、まずは”お手入れをカンタンに”、時短でスタイリングできることを前提に決めていきます!
普段ご自身が使っている道具(くるくるドライヤーなど)でできることが助かります。
マイナス5分でできる=手間をかけなくても決まるヘアスタイル
ということになるので、どんな髪型でもカットが上手が大前提になります。
理想は乾かしただけでカタチになることです!
ショートヘアは特に【髪質】【生えぐせ】が影響してまとまらないことがあります。
ですので、「乾かすだけだとあまりまとまらない」という方は、カットが原因なこともあります。
ではマイナス5歳は??
ショートヘアで若く見えるポイントはいくつかあります。
- トップをふんわりさせる
- 正面から見て顔の中心より上にボリュームを出す
- 前髪を作る
- 動きがある
- ツヤ感を出す(カラーでもスタイリング剤でも)
- 明るめのカラーリング
ショートヘアは確実に若く見せられる要素をふんだんに盛り込むことができます!
ショートヘアをやってみたい、でも顔が出過ぎるからイヤという方も多いと思います。
ヘアスタイルの長さを残す部分、残し方で補正をすることができますので勇気をもってオーダーして下さい。
普段からショートヘアです。という方でも、ここを踏まえて-5歳で-5分の【痩せて見える】スタイルを考えてみて下さい!
ここからは痩せて見えるポイントについての説明です。
【痩せて見える】為のヘアスタイルに必要な4つの要素
- レングス(長さ)
- 前髪
- シルエット
- 質感
基本的には、この4つがヘアスタイルを決定していきます。
項目ごとに【痩せて見える】為のポイントを解説していきます!
レングス(長さ、襟足)
同じショートヘアでも、ボブよりのショートなのか?ベリーショートなのか?によって条件は違いますが、
ショートヘアであれば、後ろから見た時の首の見え方でも【痩せて見える】印象を与えることができます。
襟足から首が透けて見える方が首は長く感じるので痩せて見える
襟足のデザインもまっすぐよりラウンドしたようなVに見える方が痩せて見える
詳しくはコチラもご覧ください!
では具体例を見ていきましょう。
ショートボブに近いベースです。
襟足から首が透けて見える方が首は長く感じるので痩せて見える
襟足のデザインもまっすぐよりラウンドしたようなVに見える方が痩せて見える
先ほど説明したようなことを取り入れたデザインです。
透け感を作る=首を長く見せる=細く見せる=痩せて見える
こういうイメージです!
次の具体例を見ていきましょう。
ボブよりのショートボブです。
先程と比べると襟足が重たいデザインです。
カットは毛先のラインが重ければ重いほど強調する特性があります。
どういうことか?
毛先が真っ直ぐで重たいほど、自然と視線を集めてしまうので強調してしまう
ということは、首が長くない方が重めにしてしまうと短さを強調してしまいますよね。
ですのでカバーしたいところは毛先が軽い方がいいです。
重ためのカットライン=強調する
ここが注意するポイントです!
ですが、襟足が重たいショートヘアもたくさんあります。
そんな時はどうするか解説していきます。
このラインをなるべくシャープにするとスッキリ見えてきます。
もしここに重さ、ボリューム感があると
後ろから見た時の補正効果は特になし
横から見た時はあごラインがシャープに見えなくなるのでマイナスの効果
※ボブの場合は長さ、ヨコのラインの前下がり具合、ボリューム感などで補正できます。
共通して言えることは、同じスタイルをするにしても微妙な長さ、軽さで【痩せて見える】ことができます。
大前提は首とあごラインがキレイに見えるように
自分もそうですが、20代と比べて横から見たときのあごラインがシャープではなくボケてきています。
横から輪郭が見えるスタイルはまずはしっかり補正することが大事です!
前髪
基本的にはお顔をキレイに見せる【似合う】を前提で決めて良いです。
【アラフォー世代】は前髪にこんな悩みがある方が多いです。
前髪のボリュームが気になる
フェイスラインの白髪を隠したい
おでこのシワが気になる
色々カバーしようとすると、前髪を下ろして隠すことがいいの?作ったら若くなりすぎ?そう思う方もいます。
本来【痩せて見える】はシャープに見せることなので真っ直ぐに下ろす前髪は逆効果
なので、どうしていいかわからない方は下ろして流す前髪がオススメです。
ポイントはスキマを作ることです!
そうすることでお顔を縦長に見せる効果があるので【痩せて見える】こと以外に気になる部分をカバーできます。
シルエット
正面から見た時に、
Iラインシルエット
ボリュームが上にあるひし形シルエット
この2つが【痩せて見える】シルエットです。
アルファベットのIをイメージしたIラインシルエット
わかりやすいIラインシルエットのショートは【タイトなボブ】です。
ボリュームが上にあるひし形をイメージしたシルエット
(そうすることであごラインがシャープに見えます)
ショートヘアで短ければ短いほどボリュームが上にあるひし形シルエットに自然となりやすいです。
もし、お顔周りの長さがあるようでしたら長めに、タイトにするとより効果的です!
基本的には2つのシルエットがオススメです!
質感
質感に関してはどちらかというと、こっちの方が【痩せて見える】というイメージです。
重い<軽い
ウェーブ<ストレート
先ほどもありましたが
重ためのカットライン=強調する
なので、軽い毛先の方が気になる部分を強調しづらいです。
ウェーブよりストレートの方がIラインシルエットに近づきやすいので【痩せて見えやすい】です。
以上の【痩せて見える】為のヘアスタイルに必要な4つの要素の”どれか”を取り入れれば効果が出ます。
【痩せて見える】ショートヘアのまとめ
大きく分けて4つの顔型
- 丸顔
- ベース顔
- 面長
- 逆三角形
その中で今回ご紹介したのは丸顔に対しての補正になります。
4つの顔型はよく聞きますが、実はその4つがミックスされている顔型がほとんどです。
面長だけどアゴラインはふっくらしている。丸顔だけどアゴがとがっているなど。
ですがそこも含めて1つの個性ではあるので、いいところを活かすデザインがベストだと個人的には思っています。
ショートヘアで【痩せて見える】ためのポイントは以上を踏まえて考えればお顔をよりスッキリ見せることが可能ですのでぜひ挑戦してみて下さい!
今の美容室に満足していない、美容室を探している方はぜひ1度お越しください!