くせ毛を伸ばすには縮毛矯正?酸熱トリートメント?どっちがいい?
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千葉県浦安市で美容師をしている佐藤高志です!

自己紹介

美容師歴19年

集客サイトなどを一切使用しないで、年間2500人近くの髪を担当

その内半数は40代。30〜50代が80%以上のお客様

40代のお客様をメインに白髪、ボリューム、似合わせ、お手入れのしやすさなどの悩みを日々解消しています。

詳しい自己紹介はコチラから👇

【40代女性へ】髪の悩みを解消し、カンタンお手入れ、マイナス5歳ヘアになる情報

気になる髪のくせやうねり

特に暖かくなってくると湿気の影響で広がりやすくなる方が増えてきます。

「くせ毛を伸ばすには縮毛矯正?酸熱トリートメント?どっちがいいですか?」

最近こういう質問をされることがあります。

以前にもブログで酸熱トリートメントについての記事は書きましたが、相性の良い髪質じゃないと酸熱トリートメントでくせが伸びることはありません。

今回は改めてもう少し深掘りしてお伝えしていきます!

この記事を読んでわかること
  • 自分の髪質をまとめるために必要なメニューが何か分かる

目次

酸熱トリートメントとは?縮毛矯正との違いは?

髪質によって合う合わないなどの説明についてはコチラをご覧ください👇

【興味がある人向け】酸熱トリートメント(髪質改善)を施術している印象

まずはものすごくシンプルにまとめると、

よく酸熱トリートメントをするとクセが伸びると言われるが、本来の目的は髪の内部を補強することでハリとツヤをだすことが1番の効果です!

髪にハリをだした結果、うねりが収まるという表現が正解です!

最も効果的な髪質は細い毛、ハリコシがない毛、ダメージ毛、エイジング毛(加齢によるうねり)

これがわかりやすいまとめですが、具体的に縮毛矯正と何が違うのかもう少し詳しく解説していきます!

詳しく知るためにはまずは髪の3層構造について

髪の毛は3つの層でできています。

表面からキューティクル、コルテックス、メデュラと呼ばれるものです。

縮毛矯正も酸熱トリートメントも基本的にはコルテックスの部分に作用していきます。

髪のクセが出る理由もこのコルテックスの部分のタンパク質の歪みが原因です!

縮毛矯正と酸熱トリートメントの作用の違い

縮毛矯正をカンタンに言うと、

【髪の内部の結合を切って、アイロンの熱で固定して歪みを直す】

こんなイメージです。

酸熱トリートメントは、

【薬剤を髪の内部に浸透させて、熱で化学反応させることで新しい結合(架橋を作る】

元の髪質の歪みを直すという工程はありません。

見比べてみると作用の仕方が結構違うことがわかります。

以上の点から結論として、くせを伸ばしたい時は縮毛矯正をするべきです。

最近の縮毛矯正は一昔前と比べるとストレート具合の強弱ができますので、ふんわりストレートからしっかりストレートまで狙ってできます!

なので、もしかしたら理想の髪の毛のイメージは実は縮毛矯正だったりすることがあります。

では次は具体的にこんなイメージの時は?この髪質には?そんな疑問に対して答えていきます!

酸熱トリートメント、縮毛矯正、ストレートパーマの使い分け方

作用の違いを見ると、そもそも比較するものではないのかもしれませんが、髪の毛がまとまるという点は共通しているのでケース別にまとめていきます。

なので、自分はどこに当てはまるのかで選ぶメニューが変わります。

酸熱トリートメントで対応できるケース

細い、ハリコシがない髪質で、ストレートではなくまとまりが欲しい方

エイジング毛(加齢によるうねり)→年齢とともにくせがでてきて、それを解消したい方

ダメージが原因(または髪が水を吸いやすい)でまとまらなくなってきた方

※ストレートにしたい方はどんな髪質、悩みでも酸熱トリートメントではない方がいいです

実際のお客様の実例はコチラをご覧ください(仕上がりの動画も多数あります)👇

【興味がある人向け】初めての【酸熱トリートメント】ビフォーアフター実例

縮毛矯正がいいケース

①自然なストレート、またはしっかりストレートにしたい方

②くせを気にしている方全般

分かりやすくビフォーアフターで動画にしています👇

※縮毛矯正は半永久的にストレートをキープするので、それが嫌な方は縮毛矯正をしない方がいいです。

ストレートパーマでも対応できるケース

ストレートパーマは基本的にはパーマを落とす際にすることが多いです。

縮毛矯正と違い半永久的ではないので時間が経つと戻ってしまうので、くせを伸ばす為にすることはあまりないです。

ですが髪質(くせのでかた)によっては対応できることもあるのでご紹介していきます。

・髪を濡らした時に、乾いている時よりもくせが強くなる髪質

👆このケースならある程度はストレートパーマでも対応できます。

先ほども説明しましたが縮毛矯正は、

【髪の内部の結合を切って、アイロンの熱で固定して歪みを直す】

この部分、

髪の内部の結合

そもそも縮毛矯正はストレートパーマ+アイロンなので薬剤の使い方は同じです。

割愛して説明しますが髪には4つの結合(水素、シスチン、イオン、ペプチド)がありますが、ものすごくシンプルに言うと

髪が濡れた時は4つの結合のうちの1つ、水素結合が切れて髪の元々のくせがでます。

薬剤で対応するのは残りの結合に対してなので、わかりやすい判断基準になります。

ですがもちろん半永久的ではないのでそこは注意が必要です!

くせ毛を伸ばすには縮毛矯正?酸熱トリートメント?まとめ

くせを伸ばしたい時は縮毛矯正になりますが、仕上がりのイメージ、髪質でメニューが変わることがあるということがまとめになります。

実際にお客様と話をして感じるのは、髪質に満足している方は本当に少ないという印象です。

今は髪質のお悩みに対応できる幅がかなり広がったので、髪質が気になる方はぜひご相談ください!

今の美容室に満足していない、美容室を探している方はぜひ1度お越しください!

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